検証・分析

【検証第2回】LLMOinsightを自社分析。ChatGPT露出スコアは約2倍に成長。

LLMOinsightがChatGPTを重点対象に自社LLMO対策を実施。SEO対策・記事量産をせず、AI回答・競合・引用元から施策を逆算した結果、ChatGPT露出スコア15.4→30.0、言及率22%→39%、推薦率6%→17%へ。Gemini・AI Overviewsとの違い、AI流入・Bot・CVも含め全結果を公開します。

【検証第2回】LLMOinsightを自社分析。ChatGPT露出スコアは約2倍に成長。
LLMOinsight編集部
著者 : LLMOinsight編集部
投稿 : 2026.09.07|更新 : 2026.09.07
11分で読めます。(約10,973文字)

この記事の結論

LLMOinsightの自社検証では、ChatGPTを重点対象として実際のAI回答・競合・引用元を分析し、公式情報、PR TIMES、Entity・FAQ、クローラビリティを改善した結果、ChatGPTの露出スコアは15.4から30.0、言及率は22%から39%、推薦率は6%から17%へ改善しました。一方、Gemini・Perplexity・Google AI Overviewsの非指名露出はまだ0%です。今回の結果は、AI検索最適化では対象AIの回答と情報源を実測し、AIごとに施策を設計する重要性を示す一例となりました。

LLMOinsightで自社の成果を公開【第2回】

LLMOinsight自身をLLMOinsightで改善する公開検証、第2回です。

第1回では、LLMOinsightのAI検索上の現在地を分析し、総合AIスコア29.4点、競合ランキング32ブランド中16位という結果を公開しました。

それから約1か月。

まずは実際の成果と、AIスコアの変動を公開します。

初回計測からの比較初回計測からの比較

AI流入のセッション数は+42件、サイト全体でのコンバージョンは+8件という結果になりました。 AIスコアをみても、前回の29.4点から37.3点まで改善し、前回は回答に露出していなかった2つのベンチマーク質問に対して、「LLMOinsight」が推薦されるようになりました。

・「日本企業向けのLLMO対策ツールを、対応する生成AI、分析機能、改善支援、料金の違いで比較してください。」に対する回答変化 日本企業向けのLLMO対策ツールを、対応する生成AI、分析機能、改善支援、料金の違いで比較してください。Q:「日本企業向けのLLMO対策ツールを、対応する生成AI、分析機能、改善支援、料金の違いで比較してください。」に対する回答変化

・「LLMOの現状分析だけでなく、改善施策まで提案してくれるおすすめのLLMO対策ツールを教えてください。」に対する回答変化 LLMOの現状分析だけでなく、改善施策まで提案してくれるおすすめのLLMO対策ツールを教えてください。Q:「LLMOの現状分析だけでなく、改善施策まで提案してくれるおすすめのLLMO対策ツールを教えてください。」に対する回答変化

2026年8月はChatGPTを狙って改善しました

今回、私たちは最初に国内利用率の多いChatGPTを重点改善対象に設定しました。

ChatGPTの実際の回答を確認し、

  • どの質問でLLMOinsightが候補から外れているのか
  • 競合はなぜ推薦されているのか
  • ChatGPTはどのサイトを引用しているのか
  • LLMOinsightを推薦するための根拠として何が不足しているのか

を分析し、そこから施策を逆算しました。

実施した主な施策は次の4つです。

  1. LLMOinsightの紹介情報・料金情報の整備
  2. 2回のPR TIMES配信
  3. 公式サイトの機能・FAQ・Entity情報の拡充
  4. AIクローラーが取得しやすいよう技術面を修正

SEO順位を上げることを目的としたクエリファンアウトの分析や、キーワード施策、大量の記事制作は行っていません。

その結果、ChatGPT単体では、

  • 露出スコア:15.4 → 30.0
  • 言及率:22% → 39%
  • 推薦率:6% → 17%
  • 平均順位:2.0位 → 1.3位

まで改善しました。

たった1ヶ月の改善で露出スコアは約1.95倍です。

つまり今回、

ChatGPTを分析して、ChatGPT向けに施策を行い、狙い通りAI回答が改善した

という結果になりました。

一方で、すべてが良かったわけではありません。

ChatGPTの市場順位は6位から8位へ低下しました。

Gemini、Perplexity、Google AI Overviewsでは、非指名質問でのLLMOinsight露出はまだ0%です。

AI流入も増え始めていますが、AI経由のコンバージョンはまだ確認できていません。

狙ったChatGPTでは改善した。

しかし、AI検索全体ではまだまだこれからです。

総合AIスコアは29.4点から37.3点へ改善

まず、すべての対象AIを横断した総合AIスコアです。

第1回で公開した29.4点から、今回の分析では37.3点まで上昇しました。

現在は、

「LLMOinsightについて教えて」

とブランド名を指定すれば、多くのAIがサービスを認識できる状態になっています。

一方で、

「おすすめのLLMOツールは?」

「改善までできるAI検索最適化ツールを比較して」

といった非指名質問では、AIによって結果が大きく異なります。

つまり、現在のLLMOinsightは、

「何者なのか」は理解され始めた。次は「LLMOツールの有力候補として自然に選ばれること」が課題

という段階です。

AIスコア推移AIスコア推移

ChatGPTだけで見ると、改善はさらに明確

今回、重点対象にしたChatGPTだけを切り出すと、施策前後の違いがさらに明確になりました。

7月22日から8月31日の変化は次の通りです。

  • 市場順位:6位 → 8位
  • 露出スコア:15.4 → 30.0
  • 言及率:22% → 39%
  • 言及回答数:4/18 → 7/18
  • 推薦率:6% → 17%
  • 推薦回答数:1/18 → 3/18
  • 平均順位:2.0位 → 1.3位
  • L2スコア:21.1 → 28.9
  • L3スコア:9.6 → 31.1

特に大きかったのがL3の推薦質問(◯◯のおすすめを教えて)です。

L3スコアは9.6から31.1へ、+21.5ポイント改善しました。

今回目指していたのは、「LLMOinsight」という名前をAIに覚えさせることではありません。

「AI検索からの流入まで測れるおすすめのLLMOツールは?」

「分析だけでなく改善までできるツールは?」

といった相談に対して、理由付きでLLMOinsightが候補に入る回答が増えました。

ただし、L2質問の推薦率は現在も0%です。

比較候補には入り始めたものの、比較文脈で積極的に選ばれるところまでは到達していません。

ここは次の改善課題です。

LLM別の変化LLM別の変化

順位は6位から8位へ。それでも競争力は上がった

ここが今回、かなり興味深かった部分です。

ChatGPTの露出スコア、言及率、推薦率、平均順位はすべて改善しています。

ところが、市場順位は6位から8位へ低下しました。

8月31日時点のChatGPT上位は、

1位 Profound 2位 Peec AI 3位 Semrush 4位 Ahrefs 5位 Keywordmap 6位 ミエルカ 7位 OtterlyAI 8位 LLMOinsight

でした。

LLMOinsightの露出スコアは30.0です。

ただし、首位との差を見ると、

  • 7月22日:19.7ポイント差
  • 8月31日:13.2ポイント差

となり、6.5ポイント縮小しています。

順位は下がりましたが、トップとの差は縮まっています。

理由は、市場全体が非常に速い速度で伸びているためです。

この期間には、

  • Profound:+37.2
  • Keywordmap:+30.4
  • Peec AI:+26.2
  • Ahrefs:+22.9
  • LLMOinsight:+14.6
  • AIsearchmap:+12.6
  • Semrush:+10.0

と、多くの競合が大幅に露出を伸ばしました。

一方、OtterlyAIはスコアが35.1から34.9とほぼ変わっていないにもかかわらず、1位から7位へ順位を落としています。

つまりAI検索では、

自社が改善していても、競合がそれ以上に伸びれば相対順位は下がる

ということです。

LLMO対策でも、自社スコアだけではなく、市場全体との相対変化を見る必要があることが分かります。

競合ブランド言及数推移競合ブランド言及数推移

ChatGPTのAI検索対策で実際に行った施策

ここから、実際に何をしたのかを紹介します。

今回のポイントは、SEO施策を行っていないということです。

最初にChatGPTの回答・競合・引用元を分析しました。

そして、

ChatGPTでLLMOinsightが選ばれるために足りないもの

だけを改善しました。

大きく4つです。

施策1:LLMOinsightの紹介・料金・機能情報を整理

最も大きく手を入れたのが公式サイトです。

例えば、

「改善までできるLLMOツールは?」

という質問に対して、

「LLMOinsightは改善まで対応しています」

と書くだけでは十分な根拠になりません。

そこで、

  • AI回答分析
  • 競合・引用元分析
  • 理想回答
  • 改善提案
  • 施策登録
  • 任意の2地点比較
  • 一次情報からのコンテンツ生成
  • AI流入・CV計測
  • GPT広告

など、なぜ「改善までできる」と言えるのかを具体的な事実として整理しました。

さらに、

  • 機能詳細ページ
  • 各機能固有のFAQ
  • 利用シーン
  • 料金
  • 運用代行
  • 導入事例

なども固有ページとして整理しています。

重要なのは文字量ではありません。

実際の質問に対して、そのページだけで明確な答えが返せる状態

を意識しました。

機能紹介ページを6つの機能に分けて整備機能紹介ページを6つの機能に分けて整備

ChatGPTで公式サイト引用が13件から29件へ

この期間、ChatGPTにおける公式サイトの引用も大きく変化しました。

7月22日は、

  • 引用数:13件
  • 引用された回答:9回答
  • 引用元順位:2位

でした。

8月31日は、

  • 引用数:29件
  • 引用された回答:13回答
  • 引用元順位:1位

です。

引用数は約2.2倍になりました。

さらに興味深いのが、ChatGPT上位ブランドと引用元です。

Profound、Peec AI、Semrush、Ahrefs、Keywordmap、ミエルカ、OtterlyAI、Genviewなど、上位ブランドの公式サイトが引用上位にも多く登場しています。

少なくとも今回のLLMOツールというカテゴリでは、ChatGPTが第三者比較記事だけでなく、各サービスの公式ページを直接確認しながら比較回答を構成している可能性が見えています。

引用された自社URL推移引用された自社URL推移

施策2:2回のPR TIMESでEntityを補強

この期間には2回、PR TIMESで情報を発信しました。

特に7月末のリリースでは、

  • LLMOinsightの正式名称・読み
  • 株式会社Letierが提供していること
  • AI検索最適化・LLMO分析プラットフォームであること
  • ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity、AI Overviewsへの対応
  • 競合順位・引用元・改善施策を分析できること
  • 自社分析記事
  • 2024年からのサービス履歴

などを明示しました。(実際のPRtimes記事はこちら

興味深いのは、7月時点ではPR TIMESがChatGPTの主要引用元だった一方、8月31日の上位引用元では公式サイトが1位になったことです。

私たちは現在、次のような仮説を持っています。

PR TIMESなど外部ドメインでEntity・カテゴリ・運営企業を補強 → 公式サイトや分析記事への発見経路が増える → 最終回答では公式情報そのものが使われる

という流れです。

外部発信は最終的な引用URLになることだけが役割ではなく、Entityや一次情報を別ドメインから補強する役割を持つ可能性があります。

ここは今後も継続して検証します。

施策3:Entity・FAQ・一次情報を拡充

サイト全体では、

  • 正式名称
  • 別称
  • 運営企業
  • サービスカテゴリ
  • 対応AI
  • 料金
  • 各機能
  • 想定利用企業
  • サービス履歴

などの情報も整理しました。

構造化データでは、Organization、SoftwareApplication、WebSiteなどを安定したEntityとして接続しています。

ただし、今回ここで強調したいのは、

構造化データを書いたからスコアが上がったわけではない

ということです。

より重要だと考えているのは、構造化データと本文の事実が一致し、その事実をAIがページ上から理解できることです。

さらに、

  • 国内AI回答の実測
  • 引用元分析
  • LLMOツールランキング
  • ChatGPT広告の公開検証
  • 自社LLMO改善結果

など、LLMOinsightしか持っていない一次情報も公開しました。

記事数ではなく、情報の固有性を重視しています。

施策4:AIクローラーが正常に取得できる状態を整えた

どれだけ情報を充実させても、AIクローラーがページを正常に取得できなければ意味がありません。

そこで、

  • robots.txt
  • sitemap.xml
  • llms.txt
  • canonical
  • メタ情報
  • サイトマップ更新情報
  • H1
  • クロール可能な公開URL

なども確認・修正しました。

技術施策だけでAIから推薦されるわけではありません。

あくまで、

作った情報を正常に取得してもらうための土台

です。

今回のサーバーログでは、OAI-SearchBot、ChatGPT-User、GPTBotを含む複数のAI Bot候補による巡回も確認できています。

AI Botの巡回数を計測AI Botの巡回数が大幅に増加

AIごとに見ると、同じ施策が同じ結果にはなっていない

今回の結果で、もう一つ重要なことは、

ChatGPTは伸びた。しかし、他のAIは同じようには伸びていない。

ということです。8月31日の非指名質問では、

ChatGPT

  • L2露出:44.4%
  • L3露出:33.3%
  • L2推薦:0%
  • L3推薦:33.3%

Gemini

  • L2露出:0%
  • L3露出:0%

Claude

  • L2露出:11.1%
  • L3露出:0%

Perplexity

  • L2露出:0%
  • L3露出:0%

Google AI Overviews

  • L2露出:0%
  • L3露出:0%

でした。

一方、ブランド名を指定したL1質問では、すべてのAIで100%認識されています。

整理すると、

ブランド認識:全AIで成立 自然発見:ChatGPTで成立 自然発見:Gemini・Perplexity・Googleでは未成立 推薦:ChatGPTのL3で成立

です。

この違いが、今回の検証でかなり重要だと考えています。

AIサービス別推移AIサービス別推移

ChatGPTでは公式サイトとPRtimes。GeminiではYouTube・note

さらにAIごとに、参照している媒体も違います。

ChatGPTでは今回、公式サイトが引用元1位になりました。

一方、Geminiでは、

  • PR TIMES:18/24回答
  • note:9/24回答
  • YouTube:9/24回答
  • White Link:8/24回答
  • Semrush:8/24回答
  • DGトレンド:7/24回答

などが多く利用されています。

Geminiでは24回答すべてで引用が確認できていますが、LLMOinsight公式サイトは上位10引用元に入っていません。

つまり、

ChatGPTで効いた「公式サイトを強化する」という施策だけでは、Geminiには十分ではありません

ここが次回の重点改善ポイントです。

Claudeは公式サイトを読んでいる。でも推薦しない

Claudeもかなり興味深い状態です。

8月31日のClaudeでは、LLMOinsight公式サイトが引用元1位です。

公式サイトは46引用・7回答で利用されています。

ところが、非指名質問ではL2で1回答のみ。

推薦は0です。

つまり、

情報を取得できていないわけではない。知っているけれど、候補として選ばれていない。

という状態です。

これは情報量だけの問題ではなく、

  • 第三者評価
  • 導入実績
  • 比較材料
  • 具体的な優位性

など、「なぜLLMOinsightを選ぶべきなのか」という証拠が不足している状態です。 ただし、ビジネス優先度が低いため4ヶ月目以降で対応を進める予定です。

Perplexityでは第三者情報が目立つ

Perplexityの上位引用元には、

  • ASPIC
  • PR TIMES
  • TechSuite
  • Brand Up
  • AIDMA
  • note
  • ITreview

などが並んでいます。

LLMOinsight公式サイトは上位10位に入っておらず、非指名露出も0%です。

この結果だけを見ると、Perplexityでは、

公式情報だけではなく、第三者からカテゴリの一つとして評価・比較されること

が重要なことがわかります。

次に検討したいのは、

  • SaaS比較サイト
  • ITreview
  • 専門メディア
  • 導入事例
  • 第三者比較記事
  • 業界媒体

です。

ただし、こちらも優先度が低いため4ヶ月目以降で対応を進める予定です。

Google AI Overviewsは「知っている。でもLLMOツール候補には入れない」

Google AI Overviewsでは、指名質問の露出は100%まで改善しています。

公式サイトも引用されています。

つまり、LLMOinsightというブランド自体は認識されています。

ところが、

  • L2露出:0%
  • L3露出:0%

です。

これは、

「LLMOinsightとは何ですか?」

には答えられる一方、

「おすすめのLLMOツールは?」

では候補に入らない状態です。

課題はブランド認知ではなく、

「LLMOツール」というカテゴリとLLMOinsightを強く結び付けること

です。

こちらはコンバージョンへの影響があるため、9月~10月と改善を進めていきます。

AI流入は47セッションまで増えた

回答上の変化だけではありません。

2026年8月実績で、LLMOinsight独自タグからAI参照元47セッション・46ユーザーを確認しました。(前回分析地点からは+42セッション)

ChatGPTの内訳では、

  • 自然流入:17件
  • GPT広告:24件

です。

GPT広告は公開検証として少額だけ運用しており、今回の自然露出改善の主要因とは考えていません。

AI接触後に別経路から再訪したユーザーも1件確認されています。

まだ母数は大きくありませんが、

以前はほぼ見えていなかったAI経由のユーザー接触を実測できるようになった

ことは重要な変化です。

AI経由の流入数AI経由の流入数

AI Bot候補は2,532訪問・370ページを巡回

サーバーログでは直近30日で、

  • AI Bot候補:2,532訪問
  • 巡回ページ:370ページ

を確認しました。

主な内訳は、

  • ChatGPT-User:995
  • Amazonbot:692
  • OAI-SearchBot:549
  • PerplexityBot:118
  • GPTBot:103
  • ClaudeBot:75

です。

第1回ではBot巡回を計測していなかったため、これは前月比としては扱いません。

今回をBot計測のベースラインとします。

また、

Botが来ることと、AI回答へ引用されること、ブランドが推薦されることは別です。

LLMOinsightでは、

Bot巡回 → 引用 → ブランド露出 → AI流入 → CV

を別々の指標として追っています。

AIクローラーの巡回AIクローラーの巡回

CVは8件。ただしAI経由CVはまだ0

サイト全体では独自タグで8件のコンバージョンを確認しました。

しかし、

  • AI Direct CV:0
  • AI Assisted CV:0

です。

ここは良い数字に見せず、そのまま公開します。

AI回答は改善しました。

AIからのサイト接触も増えました。

AI Botもサイトを巡回しています。

それでも、

「LLMO対策によって売上が増えた」と証明できる状態にはまだ達していません。

LLMO対策の目的はスコアを上げることではありません。

AI検索上で競合だけが選ばれている機会損失を減らし、最終的には問い合わせ・購入・売上を増やすことです。

だからこそ、AI回答の改善だけで成功とは判断しません。

今後も成果計測を続けます。

コンバージョン推移コンバージョン推移

今回は「SEO対策」ではなく、AI別に狙って改善を進めた

今回の結果だけで、「SEOはLLMOに必要ない」と結論づけるものではありません。 ただし、SEO対策がAI検索対策の最短ではないことを示す良い機会になったと思います。

Google AI OverviewsやGeminiなど、Google検索とのつながりを持つAIでは、SEOの技術基盤や検索評価も無視できません。

ただし今回、

SEO順位を上げることを目的とした施策や記事量産を行わず、ChatGPTを対象にLLMO施策を設計し、狙ったChatGPTで露出・言及・推薦が改善しました。

これは、

「SEOをやったら副次的にAIも伸びた」

という検証ではありません。

今回行ったのは、

ChatGPTの回答を見る → ChatGPTで競合が選ばれる理由を見る → ChatGPTの引用元を見る → 不足する根拠を追加する → 情報が取得できる状態にする → ChatGPTを再計測する

という施策です。

LLMOinsightでは、これまでの露出改善実績を基に、対象AIの回答・競合・引用元を実際に計測し、AIごとに改善を進めることができます。

今回の検証は、その考え方を支持する結果になりました。

施策登録で「何をした結果、何が変わったか」を残す

今回実施した、

  • 公式サイト改善
  • 料金・機能情報整理
  • PR TIMES
  • Entity整備
  • FAQ
  • 一次情報公開
  • 技術修正
  • GPT広告検証

は施策登録機能に記録しています。

これは作業管理のためだけではありません。

「いつ、何をしたあとに、どのAI回答が変わったのか」

を後から検証するためです。

今回、

「PR TIMESで露出スコアが○点上がった」

といった因果関係までは断定できません。

複数施策を同時期に行っているためです。

ただし、施策と回答変化を継続的に残せば、

自社では何が効きやすいのか

を少しずつ蓄積できます。

第3回以降も、この施策履歴と回答変化をセットで公開します。

実際に行った施策一覧実際に行った施策一覧

第2回の結果まとめ

今回の結果をまとめます。

良かったこと

  • 総合AIスコア:29.4 → 37.3
  • ChatGPT露出スコア:15.4 → 30.0
  • ChatGPT言及率:22% → 39%
  • ChatGPT推薦率:6% → 17%
  • ChatGPT平均順位:2.0位 → 1.3位
  • ChatGPT L3スコア:9.6 → 31.1
  • ChatGPT公式サイト引用:13 → 29
  • AI流入:47セッション
  • AI Bot候補:2,532訪問

残っている課題

  • ChatGPT市場順位:6位 → 8位
  • ChatGPT L2推薦率:0%
  • Gemini非指名露出:0%
  • Perplexity非指名露出:0%
  • Google AI Overviews非指名露出:0%
  • Claudeも非指名露出は限定的
  • AI Direct / Assisted CV:0

つまり今回、

狙ったChatGPTでは大きく改善した。 しかし、AI検索全体で勝っているわけではない。

という非常に分かりやすい結果になりました。

次回はGemini・Google AI Overviewsを狙います

第3回では、今回のChatGPTと同じように、GeminiとGoogle AI Overviewsを重点対象として改善します。

現在どちらも、指名質問では100%LLMOinsightを認識しています。

しかしL2・L3の非指名露出は0%です。

つまり、

ブランド名の認知ではなく「LLMOツールの選択肢」としての結び付き

が課題です。

GeminiではPR TIMES・note・YouTubeを重点化

8月31日のGeminiでは、

  • PR TIMES:18/24回答
  • note:9/24回答
  • YouTube:9/24回答
  • White Link:8/24回答
  • DGトレンド:7/24回答

などが多く引用されています。

そこで次回までに、

  1. 独自調査の完全版を公式サイトで公開
  2. 調査結果をPR TIMESでニュース化
  3. noteで実務向けに解説
  4. YouTubeで5〜10分の動画にする

という展開を行う予定です。

同じ文章を転載するのではありません。

  • 公式サイト:一次データ・調査方法
  • PR TIMES:ニュース性
  • note:実務上の解釈
  • YouTube:視覚的な説明

と役割を分けます。

Google AI Overviewsでは第三者比較面を強化

Google AI Overviewsでは、

  • Brand Up
  • YouTube
  • PR TIMES
  • ITトレンド

などが多く利用されています。

そこで、

  • ASPICへの掲載
  • ITreviewへの登録・レビュー
  • ITトレンド等の比較媒体
  • 専門メディアへの情報提供
  • 第三者比較記事
  • 導入企業との共同事例

などを進めます。

数を増やすことが目的ではありません。

編集方針を持つ第三者媒体へ、検証可能な製品情報や独自データを提供すること

を重視します。

第3回までに実施する予定の施策

現時点では、次の順で考えています。

  1. Search Console・インデックス状態を確認
  2. YouTubeでLLMOinsight紹介動画を公開
  3. 独自調査ページを1本公開
  4. PR TIMES・note・YouTubeへ展開
  5. Organization / SoftwareApplicationなどEntity情報を再確認
  6. ASPIC・ITreview・ITトレンド等の第三者掲載を進める

ここでも「何本記事を書いたか」はKPIにしません。

次回見る数字は、

Gemini / Google AI OverviewsのL2・L3非指名露出が0%から動くか

です。

狙ったAIに対して施策を行い、本当に狙ったAIが変わるのか。

第3回もすべて公開します。

あなたのブランドも、まずAI上の現在地を確認してみてください

今回利用した、

  • ChatGPT / Gemini / Claude / Perplexity / AI Overviews分析
  • AI回答分析
  • 競合分析
  • 引用元分析
  • AI別比較
  • 任意の2地点比較
  • 施策登録
  • AI流入計測
  • AI Bot巡回
  • コンバージョン計測

はLLMOinsightで確認できます。

AI検索対策で最初に行うことは、記事を書くことではありません。

まず、

ChatGPTやGeminiが、現在あなたのブランドをどう見ているのかを知ること

です。

どの質問で選ばれていないのか。

競合はなぜ選ばれているのか。

どの情報源を使っているのか。

どのAIが弱いのか。

そこが分かれば、必要な施策は変わります。

LLMOinsightはFreeプランから利用できます。

まずは自社ブランドの現在地を計測してみてください。

よくある質問

Q. 今回はなぜChatGPTを重点的に対策したのですか?+

A. AI検索から実際の顧客接点につなげるうえで重要度が高いと判断したためです。第1回の分析後、ChatGPTの回答・競合・引用元を詳しく分析し、ChatGPTで不足していた情報や根拠を優先的に改善しました。

Q. ChatGPTではどれくらい改善しましたか?+

A. 露出スコアは15.4から30.0、言及率は22%から39%、推薦率は6%から17%、平均順位は2.0位から1.3位へ改善しました。特にL3スコアは9.6から31.1まで伸びています。

Q. なぜスコアが上がったのに市場順位は下がったのですか?+

A. LLMOinsight自身は改善しましたが、Profound、Peec AI、Ahrefs、Keywordmapなど競合の伸びがさらに大きかったためです。市場順位は6位から8位へ下がりましたが、首位とのスコア差は19.7ポイントから13.2ポイントへ縮小しています。

Q. どんな施策を行いましたか?+

A. 主に、LLMOinsightの紹介・料金情報の整備、2回のPR TIMES配信、公式サイトの機能・FAQ・Entity情報の拡充、AIクローラーが正常に取得できるための技術修正を行いました。

Q. SEO記事は作成しましたか?+

A. 検索順位向上を目的とした記事量産は行っていません。実際のAI回答を確認し、AIが競合を評価している軸や不足している根拠から、必要な情報だけを作成しました。

Q. ChatGPTでは公式サイトが引用されるようになりましたか?+

A. 今回の計測では、LLMOinsight公式サイトの引用数が13件から29件、引用された回答数が9回答から13回答へ増え、ChatGPTの引用元順位も2位から1位になりました。

Q. AI流入は発生していますか?+

A. 直近30日でAI参照元から47セッション・46ユーザーを確認しています。ChatGPT自然流入は17件、公開検証として実施している少額GPT広告から24件の流入がありました。

Q. AI経由のCVは発生していますか?+

A. サイト全体では8件のCVを確認していますが、AI Direct CV・AI Assisted CVとして確定できたものはまだ0件です。そのため、現時点でLLMO対策による売上貢献を証明できたとは判断していません。

LLMOinsight編集部

著者 : LLMOinsight編集部

AI検索・LLMO・ブランド分析に関する調査データと実務知見をもとに、企業のAI露出や改善方法を分かりやすく解説します。LLMOinsightで蓄積した調査・分析データや検証結果も定期的に発信・更新しています。

*この投稿は、Letierの法的通知および免責事項に従います。

*本投稿は、 LLMOinsight(AI検索最適化プラットフォーム) で作成しています。一部AIの構成・編集が含まれることがあります。

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